去る3月15日、青色の確定申告をしてきました。
2年前にコンサルティングを開業し今回は2回目の申告でした。
それまでは、会社員でしたので、扶養控除などで、何回か確定申告をしただけでした。
振り返ってみると、当時の私は、給与をもらう時点で源泉徴収で自動的に引かれていたため、あまり強く税金の重さを感じていませんでした。
持ち金から改めて支払うわけでは無かったので、自ら税金を納めているという実感が乏しかったと思います。
しかし、今、申告をする身になり、自然と税というものを強く意識するようになりました。
日本は多くの方々が給与所得者で源泉徴収で納税されています。
もしかすると、「実感の無い徴収方法によって、少しずつ国民の重税感を麻痺させて気が付いたら重税国家になっていた。」というシナリオの上に私たち国民は乗せられているのかもしれません。
「微々たる率でも、また負担感が鈍いものであっても、税金は国が個人の財産を一方的に収奪する行為であり、それが重税化するほど、私有財産の自由は奪われていきます。」
増税論議に対し、意識して強い警戒感を持つことが大切です。