考えが運命となる~The IRON LADY ~より

先日、妻と映画「The IRON LADY」を観に行きました。始まると同時に何故だか涙がでてきました。

英国を立ち直らせたあの元英国首相マーガレット・サッチャー女史の政治家としての半生を描いたヒューマニズム溢れる映画です。

政治家を目指すものとしては必見の映画です。

福祉と税の一体化という名の下で、重税国家に邁進している日本が行きつく先は、この改革前の堕落した英国の姿です。

サッチャー首相は、国営企業の民営化と福祉の見直しを断行し、また気概ある国防姿勢で、英国を小さな政府にして経済を復活させました。

そして、レーガン大統領と連携しベルリンの壁を崩壊に導きました。(この時、日本も大きな役割を担ったと思います。)

不思議と今の日本の置かれている状況と重なるところがあります。

私たちはこの英国の歴史に学び、「大きな政府ではなく小さな政府が、自由と繁栄を築く土台である」といことを改めて自覚する必要があると思います。

この映画でサッチャー女史が語った父親の言葉がとても印象的です。

Watch your thought, for they become words.

Watch your words, for they become actions.

Watch your actions, for they become habits.

Watch your habits, for they become character.

Watch your character, for it become your destiny.

What we think, we become.

「’考え’が’言葉’になり、’言葉’は’行動’となる。それは、やがて’習慣’になってその人の’人格’を作る。そして’人格’は、その人の’運命’となる。」

これは私の好きな言葉

What you are, what you think about.

に通じるものがあります。

自由な社会とは、自助努力の下、この言葉を実践し、自己実現できる社会です。そしてそれを互いに祝福しあって繁栄していく社会です。