先代のツケに苦しむ野田政権

今、野田政権は原発の再開に向け脱原発世論への対応にエネルギーと時間を削いでいる。

また、沖縄普天間問題においても、こじれた沖縄県民の感情を修復できない中で、米国との約束の間で苦しんでいる。

即ち、野田政権は過去の歴代首相の間違った言動のツケを返すために苦労しているわけである。

鳩山前首相の米軍基地の県外移設発言、菅前首相の脱原発発言がそれである。

安易かつ無責任な発言によって、その修正の為に多くの人材と時間とお金という貴重な資源を費やさざるを得なくなってしまった。

野田首相自身も不退転の増税という間違った言動で、自ら新たなツケを作らない様にしてもらいたいものである。