安保法案採択が迫る中、マスコミの報道姿勢に危機感を抱くのは私だけではないと思う。
オモシロいことに、ある新聞では採択と表現され、別な新聞では強行採決と表現している。
将来の日本の形を左右する案件であれば、
国民が正しい判断ができるように、
正しい意見を表明できるように、
正しい行動がとれるように、
冷静に考え、冷静に議論し、冷静に行動できる、場を整えるのがマスコミの役割の一つでもある。
しかし、現実はどうであろうか?
むやみに国民の、不安感を煽り、不満を掻き立て、怒りを膨張させている、姿勢が一部のマスコミにうかがわれる。
そこにマスコミの正義はあるのだろうか?
もしかすると、その異常な興奮状態に政府は議論の可能性を断念し、更に危機感をも抱いたのかもしれない。
昔、自衛隊を暴力装置と例えた愚かな政治家がいたが、遇集政治を煽動するマスコミこそ暴力装置であると、いえるのではないだろうか。
私たち国民もこの暴力装置の片棒担がないよう、冷静さを失わず、智慧を磨く必要がある。